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地域づくり > 避難所運営ゲームHUG





 HUG とは

 HUGは、(hinanzyo避難所)、(unei運営)、G(gameゲーム)の頭文字をつなげた言葉です。 地震や津波、洪水や土砂災害などの災害が起きた時に、避難所を運営しなければならない立場になった場合、開設の準備や直後に避難してくる人々や出来事に対して、「どのように対応すればよいのか、どのような問題があるのか」を皆で考えるための手法として、静岡県が開発した研修プログラムです。また、HUGは英語で「抱きしめる」という意味をもち、避難者を優しく受け入れる避難所のイメージと重ね合わせて名付けられました。


 避難所を模擬体験するゲーム

 避難者の年齢や性別、国籍やそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを模擬体験します。

ゲームの進め方
 参加者は、想定された災害や施設条件の下、次々読み上げられるカード情報から、災害時要援護者(高齢の方や身体の不自由な方、乳幼児を連れた方など配慮の必要な人達)や傷病人に配慮しながら、避難者が利用できる部屋割りを考え、水や食料の調達、暖房や仮設トイレの配置など生活空間の確保、また避難所で起こる出来事(イベント)に対して、思いつくままに意見を出しあい、話し合いながら避難所運営を学んでいきます。

用意するもの
<カード>
1番から〇番までを順に並べたものを、1班に1組
(例)避難者カード○人+イベント○件 =120件
  • 避難者カード〜1枚に、避難者1人の性別や年齢、身体状況、住所、世帯構成などが記載
  • イベントカード〜避難所で起こる出来事が記載
<図面>
  • 避難所として想定される施設図面(学校等)
  • 施設内の主な収容場所(体育館等)を拡大した図面
  • 避難所周辺の住宅地図(周辺の道路などがわかるもの)
  • 施設内の利用可能な場所(体育館、救護室、感染症室、備蓄庫等)

[カード]
[図面]



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